ヒバクシャミライプロジェクト

被爆後80年に向かって
2023年8月、広島、長崎は被爆78周年を迎えます。ロシアのウクライナ侵攻が始まって1年半が経過、核兵器使用の脅威が一気に高まっています。被爆者団体、平和団体は「会員の高齢化」や「活動資金の不足」といった共通の課題を抱え、どの組織もこれまでの活動を続けていくには限界が近づいています。

被爆者運動を続けてゆくために
被爆者運動は、被爆者の救済を求め、2度と核兵器が使われることのないように、長年活動を続けてきました。これからも被爆者活動を維持・継続するためには、次世代と新しい組織体制を構築することが重要です。

被爆の実相を伝える
原爆により多数の罪のない市民が、一瞬にして無差別に命を奪われ、死をのがれた人も、後遺症や生活苦、差別に苦しみ、長年に亘り精神的、肉体的、経済的苦痛の日々を送ってきました。そして次世代にも健康不安などの影響を及ぼしています。

ヒバクシャミライプロジェクト
ヒバクシャ ミライ プロジェクトは、被爆者と次世代が協働して行うプロジェクトです。被爆の実相、被爆者がどう生きてきたのかについて、アメリカの市民をはじめとした全世界の人たちに伝え、核兵器廃絶の思いを広げていきます。

活動内容

Hibakusha Hope & Healing Tour

被爆者など総勢11名でアメリカに行き、ローリー・シカゴ・ポートランドで被爆証言などを行い、現地の方々と交流します。

ロードムービーの制作・活用

「Hibakusha Hope&Healing Tour」の様子をロードムービーにまとめ、世界の人たちに活動を知らせます。

ヒバクシャ・コミュニティ・センターを拠点にした活動

ロードムービーの上映会や被爆証言会、朗読会やコンサートなどヒバクシャ・コミュニティ・センターを拠点に幅広い世代の方が交流できる様な活動を行います。

次世代へのスイッチ

❶〜❸の取り組みをベースにして、寄付に頼らない活動の基盤を作ります。そして、被爆者なき時代をみすえて、活動の主体を次世代にスイッチするための準備をすすめていきます。

Hibakusha Hope&Healing Tour

ツアーの目的
・被爆者の声をじかに世界に届ける
・核兵器廃絶の気運を高める
・次世代へ活動を繋ぎ、運動の火を絶やさない

参加者
被爆者4名を含む総勢11名

スケジュール
11/6:長崎→羽田 
11/7:羽田→NY経由→ローリー(ノースキャロライナ州)
11/8-9:ローリー各地(学校・一般)で集会
11/11:ローリー→シカゴ(イリノイ州)
11/13-14:イリノイ大、ノースウエスタン大、デポール大などで集会・シカゴ市長表敬・レセプション
11/15:シカゴ→ポートランド(オレゴン州)
11/16-17:高校・大学で集会・日本領事館主催レセプション
11/18-20:ポートランド→LA経由→羽田→長崎

プロジェクトの賛同・支援のお願い

賛同金の使途
・ツアー参加者への渡航費の一部補助費用
・アメリカツアー記録映像の制作費用
・イベントの企画・運営費用
・ヒバクシャ・コミュニティ・センターを運営・活用するための費用

振込口座
十八親和銀行 浦上支店 
普通口座 5010507
ヒバクシャ・ミライ・プロジェクト

問い合わせ

プロジェクトの取材や問い合わせはこちらから

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